8月の終わり、現場監理・打ち合わせ・建築物定期調査検査のために2泊3日で家内と共に和歌山の事務所へ自動車で行きました。
現場は和歌山県内の有田市、田辺市、新宮市。となると自ずと安曇野を出発して大阪から和歌山に入り、和歌山県を南下しつつ三重県を通り安曇野に帰るというルートになります。
3日目最終日、新宮市での建築物定期調査検査を終え、熊野三山 熊野速玉大社に参拝、和歌山県出身の建築家西村伊作の弟が設計をした佐藤春夫記念館、熊野川の度重なる大水の際に建築物を畳んで高台へ引き上げ、水が引けば元の場所へ立て直すという先人の知恵が作り上げた、折り畳み式家屋「河原屋」を見学、夕刻に安曇野に向けて出発しました。
<熊野速玉大社>

<熊野川の河原屋>






途中で家内から「お伊勢さんに行きたい!」との提案があり、急遽もう一泊し、翌日、伊勢神宮に参拝することになりました。
伊勢神宮は「外宮」「内宮」の順に参拝するのが正式。
参拝客もほどほどの「外宮」に対して、「内宮」は 早くから街並み保全整備が行われた「おはらい町・おかげ横丁」など賑わう参道があるため参拝客も多いです。
久しぶりに伊勢神宮へ参拝し、それぞれの社を自分の目で確かめ、とても美しい日本の伝統工法の基礎を改めて学ぶ機会に恵まれました。
また、厳かな空気の中を歩くことで心身ともに浄化されたような気がします。






